春になってアケビの芽が伸びている。山菜として食べられるらしいので試してみる。
アケビはごくありふれた雑草で、日当たりの良い道路沿いのフェンスや植栽などによく絡み付いている。花の色は白く、紫色の花を咲かせるミツバアケビと区別できる。この時期は柔らかい新芽がよく伸びていて、簡単に手折ることができる。
新芽は紫がかった色をしているが、熱湯でさっと茹でると鮮やかな緑色に変わる。そのままだと結構苦いので、水にしばらく晒すと良いらしい。油を使って調理しても苦味は消えそうな気がする。
もやしのナムルがあったので一緒につけたりしてみた。プツプツとした食感で食味がよく、ビールなどに合いそうな味がする。柔らかくなってしまわないように茹で過ぎない方が良さそう。