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中琵琶湖カヤック50km

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カヤック 旅行 琵琶湖 沖の白石 沖島 多景島 白髭神社 伊崎不動  湖

カヤックで長距離を漕ぐことは、海峡渡りなどの危険なことをする前に一度経験しておかないといけないと思っていて、天候が安定する春に琵琶湖で 1 日 50km を漕げるか試してみた。


今回のツーリングでは、50km 漕ぐことの他にいくつか初めての要素がある。

  • 中琵琶湖(南湖でも北琵琶湖でも無いところ)で横断
  • 湖東側から沖の白石に到達すること
  • 沖島にカヤックで到達すること
  • 伊崎不動を見ること
  • 彦根 - 近江八幡沿岸を漕ぐこと

姉川・安曇川河口間での琵琶湖の横断は 過去に試したが、このときは片道が 20km 弱。せっかくなら幅の大きい中琵琶湖を横断を試したかった。また、湖東から沖の白石に渡ったこともない(湖西の安曇川河口からは 渡ったことがある。)。
沖島や近くの伊崎不動、近江八幡の北側の沿岸も漕いでみたい場所だった。


自分の場合、カヤックの速度は平均で 5.5km 行けば良い方なので、今回は 10 時間以上の行程になる予定。松原海水浴場の近くで前夜泊して、日の出前に出艇した。この日の日の出は 5:00。最初のチェックポイントの多景島までの距離は 7km で、1 時間強の予定。

早朝の多景島は初めてで、この日はカルガモがたくさん集まっていた。カルガモは雑食で、カワニナなども食べるけれど、水深が急に深くなる多景島周辺では食べるものが多いとは思えない。ここで寝ているのだろうか。

次のチェックポイントの沖の白石は、多景島から約 5km。沖の白石は小さいのでよく探さないと見えないけれど、近づくと急に大きくなる。ここにもカルガモが少しいたのと、トビが 2 羽休んでいた。

次のチェックポイントの白髭神社まで 10km 強。単調な長距離の漕ぎはつらい。

白髭神社から沖島まで 8.5km。バスボートやビワマストロールの遊魚客が多い。

伊崎不動の飛び込む棹を見る。ワームが引っかかっていた。

近江八幡から出艇地点の松原まで 25km の沿岸を淡々と漕いだ。SUP やヨット、カイト SUP、ウィンドサーフィンでで遊んでいる人がポツポツ。ユリカモメは頭が黒い夏羽になっていた。


40km を超えると手の力が限界に達して、むしろ体と足でしっかり焦げるようになるのを経験した。今後の漕ぎ方が変わりそうな気がする。胸、腹、お尻の筋肉が痛い。

航行距離
53.15km
タイム
11 時間 19 分
平均速度
4.8km/h
消費カロリー
3,246kcal