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長良川・木曽川リバーツーリング

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カヤック 旅行 愛知県 伊勢湾 長良川 木曽川 閘門 船頭平閘門 公共構造物

長良川と木曽川との間には国土交通省が管理する 船頭平閘門という閘門があり、一般の船舶が通行できるらしい。
カヤックで閘門と 長良川河口堰を通過し、伊勢湾岸を経由して伊勢長島を一周した。

船頭平閘門のやや南、木曽川沿いに公園があってここから出艇。水中鉄塔がいくつかあり、ミサゴが数羽止まってよく鳴いている。閘門への入り口が分からなくて少し上流まで漕ぎ上がったが、この辺りから流れが急に強くなり遡上が難しくなった。

閘門には鐘が設置してあり、鳴らすと管理事務所の方が出てきて水位を調節して門を開けてくれる。夏場はジェットスキーがよく通過しにくるとのこと。戻ってくるかどうかを聞かれた。

船頭平閘門を通過すると長良川に出る。長良川河口堰まで障害などはなく流れに任せて下ることができる。ここも閘門方式になっていて、管理は独立行政法人の水資源機構が行っている。 河口堰の上流200mは立入禁止区域で、堰に吸い込まれたらおそらく死ぬ。 右岸が航路で、設置されたマイクで管理事務所の方と直接話して通過の受付をしてくれる。おそらく水位の調節が最低限で済むように、カヤックの喫水について聞かれた。

係留用のロープがあるかを聞かれたが、持っていなかったので水位を調節する間ハンドルをしっかり握っているように言われた。

カヤック一艇のために巨大な閘門を操作してくれることにコスト的な不釣り合いを感じてしまうが、水路を自由に通行することはそもそも原始的な強い権利で、公共の治水・利水のために河川空間を占有することとうまくすり合わせているのだと感じた。

長良川河口堰を通過すると、長良川は揖斐川と合流して伊勢湾に注ぐ。ナガシマスパーランドを左手に見ながら伊勢湾に出て少し進めば木曽川。遡上を始めると強風が吹き出して辛くなったが、出艇地点までなんとか遡上して工程終了。