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北琵琶湖カヤックキャンプ

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カヤック 旅行 琵琶湖 滋賀県 長浜市  湖 葛籠尾崎 キャンプ

先週末と同じく天気が良かった。葛籠尾崎でキャンプするのはずっと計画していたのだけれど、冬や春の琵琶湖の天気はとても変わりやすくてなかなか実現していなかった。車をどこにおくか問題もあり、何かと負担を感じる。

この日は午前中に軽く山に行った後、同行者の車に積んでいたカヤックごと奥琵琶湖で降ろしてもらった。夕方に出艇し、適当な場所でキャンプして、次の日は米原あたりまで漕いでまたピックアップしてもらう計画だ。

  • 漂流するオオフサモ。

葛籠尾崎は何度もきているので、キャンプできそうな場所は把握しているのだけれど、大量にフナ類が斃死していてどこもかしこも臭かった。死体が少ない場所を探して幕営し、くつしたを乾かした。

午前中にホオノキの葉っぱを手に入れていたので、ソーセージを包み焼きにしてみる。割と火は通ったけれど、葉っぱをしっかり濡らしておいたらなお良かったかも。ここは獣の通り道になっているようで夕暮れ時に、アナグマが横切って行った。

朝方に発砲のような大きな音が一回あり、船からサーチライトで照らされた。有害鳥獣駆除をしていたのかも。朝食の準備をしていたらシカが水を飲みに降りてきた。

葛籠尾崎は今でこそ無人海岸になっているけれど、人が住んでいた痕跡がたくさん残っていて、石垣や茶碗のカケラなどがたくさん残っている。谷地が多く、湿っていてちょっと不気味。

チェアとテーブルを持ってきたけど、ちょっと贅沢過ぎたかもしれない。カヤックにカヤックの袋をパッキングすると 40%くらいまで埋まってしまうので、持っていけるものは結構少ないし、積めば積むだけ取り回しが面倒になる。

撤収して出艇し、湖東に戻る。オニグルミの実がだいぶ膨らんでいる。

オコノスを探検。島の一つに石碑を見つけたので上陸してみると、飯開神社跡地と書いてある。シマヘビが多く、淡青色のカワウの卵が転がっている。この飯開(いびらき)神社はかつてオコノスの上にあったのだけれど、平安時代に暴風で流されて野田沼の方に映ったそうだ。オコノス(往古の州?)自体も、どうしてそう呼ばれるのかインターネットで調べても分からなかった。

米原市の入江まで漕いで行程終了。

1 日目
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航行距離
4.75 km
タイム
1 時間 14 分
平均速度
3.7km/h
消費カロリー
402kcal

2 日目
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航行距離
25.61 km
タイム
5 時間 14 分
平均速度
4.9km/h
消費カロリー
1,600kcal