頼んでいたカイコの卵(蚕種、さんしゅ)が届いた。蚕種は 第四種郵便物というもので郵送することができるらしく、これは植物の種や苗木などを含む区分らしい。
蚕種は 高原社 という会社から購入した。飼育開始日を指定するとそれに合わせて卵を送ってくれる。50粒から500粒まで1,500円値段は変わらなかったけれど、あまり多いと大変になりそうだったので100粒で注文してみた。
届いた卵は黒色をしていて、0.5mmくらいの大きさ。孵化までは温度を湿度を保って待てばいいらしい。蓋ができる飼育用の容器に湿らせたキッチンペーパーを敷いて湿気を維持し、卵が濡れないようにプラスチックのトレーを置いて卵を入れた。容器のサイズは100匹分には足りないと思うので、大きくなったら増やすつもり。トイレットペーパーの芯はカイコが繭を作る部屋(蔟、まぶし)に使う用に集めている。
カイコは1匹あたり生涯に 21-23g のクワの葉を食べるらしい。100匹全部が育ったとして、最大2.3kgのクワの葉が必要になる。多く感じるけど、ヤマグワが雑草としてその辺にたくさん生えているから、供給はなんとかなりそうだ。