赤坂山トレッキング

高島トレイルの一部になっている赤坂山に行ってきた。お花畑が有名らしく、花の百名山と呼ばれているらしい。

たくさんの春の花を見ることができた。

高島トレイルは日本海と太平洋の分水嶺になっていて、太平洋側は琵琶湖へ、日本海側は若狭湾に雨が注ぐ。今回は滋賀県のマキノ町側からのアプローチで、黒河峠を経由して赤坂峠にピストンした。黒河峠に至るマキノ林道は途中で車両通行止めになっていて、車止めから黒河峠までは2kmほど歩く必要がある。

林道歩きではオオバキスミレの花や木の花などをたくさん見ることができた。木の花の写真はウリハダカエデの雄花序で、雌花序は花は下垂せずに上向きにつくらしい。雌雄異株だったり雌雄同株だったりするとのこと。

谷沿いの湿った場所にはトウダイグサ科のナツトウダイがまばらに生えていた。暗赤色の花はハウチワカエデで、こちらはウリハダカエデとは違って雌雄同株。

黒河峠から尾根までは傾斜の緩い上りで、高度が低いうちはミズナラが多いけど高所になる2つ入れてブナが増えていく。しかしながら、寄り道をした峠の向こう側には太いブナが密集しているエリアがあった。

カタクリやキランソウ、イカリソウが咲いていた。

イワウチワとイワカガミ。

赤坂山の東側に三国山のピークがあり、分岐があるが今回はスキップ。明王の禿という裸地があって写真撮影スポットになっている。琵琶湖と湖西の眺望が良い。

今回のコースで最も傾斜がきつかったのが明王の禿から赤坂山のピークのところで、それ以外は緩やかだったので、トレイルランニングに良さそうだ。